スポンジはどのように燃える?汎用品と難燃品の比較もしてみた!【実験レポート】

素材について

スポンジは「プラスチック発泡体」「合成樹脂発泡体」とも呼ばれる、プラスチックを膨らませたもの。
プラスチックだから燃える、ということは何となく想像できますが、実際に燃えている様子を見ることはありませんよね。

スポンジ実験隊が、汎用品も難燃品も同じように燃やしてレポートします!

「スポンジ実験隊って何者?」という君は、俺たちの紹介ページを見てくれ!

それでは、実験スタートだ!

実験材料

スポンジ 10mm厚×30mm幅×500mm
○ウレタンフォーム(汎用品)
 ・E-22
 ・S-35
○ポリオレフィンフォーム(汎用品)
 ・R-30
 ・P-14
○難燃品
 ・NE-23(ウレタンフォーム)
 ・CR-25(ゴムスポンジ)
ライター
針金

6種類のスポンジで実験するわ♪

 

実験手順

1.スポンジに針金を通し、壁から吊り下げる。

2.ライターで下から火をつける。

3.燃える様子を撮影・観察する。

安全に配慮して実験しましたが、

危険ですので真似しないでください!

 

実験結果

ウレタンフォーム

S-35
E-22
E-22

ウレタンフォームはどんどん燃えて、あっという間に溶けてなくなってしまいました。
動画では伝わりづらいかもしれませんが、S-35よりもE-22の方がやや激しく燃えていました。

 

ポリオレフィンフォーム

R-30
P-14

ウレタンフォームほど激しくはないものの、ポリオレフィンフォームもよく燃えました。
火のついたままポタポタと垂れている様子がよくわかるかと思います。

 

難燃品

NE-23
CR-25

さすが難燃品!どちらも火が勝手に消えていますね。
NE-23(ウレタンフォーム)の方は溶けていますが、それ以上は燃え広がりません。
CR-25(ゴムスポンジ)は火がなかなかつかないのがお分かりいただけると思います。

◀燃やした後の写真
 上:CR-25
 下:NE-23

 

まとめ

今回の実験では、いろんなスポンジを同じように燃やしてみました。
普通のウレタンフォームやポリオレフィンフォームは火が簡単について、どんどん燃えていましたね。
難燃品は全く燃えない、というわけではなく、「火がつきにくい」「火がついても燃え広がりにくい」特性を持っているということがお分かりいただけたのではないでしょうか?

汎用品はあっという間に燃えていたな。

難燃品の凄さを改めて実感したぞ!

ご参考になりましたでしょうか?
スポンジにご興味がありましたら、ぜひ当社の取扱素材ページをご覧ください。

シリコンスポンジ以外にも、ポリウレタンフォーム、ポリオレフィンフォームなど多数の素材を取り扱っております。

また、ご不明点やご相談ございましたら、当社お問い合わせページよりご連絡ください。

スポンジ実験隊のYouTubeチャンネルも要チェックです!ではまた次回!

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