ポリオレフィンフォームが使われる分野・用途例を解説【産業】

素材について

●ポリオレフィンフォームという言葉は聞き覚えがあるけど、どんなものかよくわからない方
●ポリオレフィンフォームの産業用途例を知りたい方
●ポリオレフィンフォームをお探しで、特徴や性質を知りたいという方 必見です!

ポリオレフィンフォームが、産業のどんな分野・用途で使われているのか、スポンジ加工メーカーの丸鈴が解説していきます。

ポリオレフィンフォームの特徴

ポリオレフィンフォームは、薬品性や耐候性に優れた特性を持っています。
さらに、一部を除き独立気泡なので、水を吸わず、浮力があり断熱性も兼ね備えています。

幅広い加工性を持っており、カラーバリエーションも豊富です。
また、耐薬品性・耐候性・耐荷重性・柔軟性・円滑性にも優れています。

当社楽天ショップ「スポンジ雑貨店」で取り扱っているポリオレフィンフォーム

R-30 厚5mm×1000mm×1000mmからカット 全7色

商品を見る

P-14厚5mm×1000mm×1000mmからカット 全8色

商品を見る

ポリオレフィンフォームには、さまざまな特性を持った素材があります。
低臭のものや、静電防止のものといった、特殊な製品も!
詳しくは当社取扱素材ページをご覧ください。

 

▽関連記事


ポリオレフィンフォームとは?ポリエチレンフォームとの違いは?性質・用途など徹底解説!

記事を読む


 

分野①弱電・精密

断熱性を生かした用途
 クーラー・エアコンの断熱パッキン材
 結露防止材
 配管保温パイプ

断熱材には防湿・耐水性能が必要です。
そのため、断熱性があるだけでなく、水を吸わない性質も持ったポリオレフィンフォームが適しています。
また、保湿性緩衝性があり製品の保護にも役立ちます。

 

加工性や耐久性を生かした用途
 時計ケース
 カメラケース
 レンズケース

ポリウレタンフォームも緩衝材に使われていますが、ポリオレフィンフォームの方が硬さがあるため、中身をなるべく固定したい場合に適しています。
また、耐久性があるため、使い捨ての緩衝材よりも物を収納して使う緩衝材に向いています。

 

分野②車両・船舶

断熱性・軽量性を生かした用途
 自動車・列車・船舶の内装材
 各種パッキン材

軽量なポリオレフィンフォームを内装材に利用することで、車体を軽くすることができます
断熱性もあり、車内の温度を保つことができます。
また、硬度があり耐荷重性・耐候性に優れ、屋内外さまざまな場所で使用できます
さらに、水を吸わず、大きな浮力を持っています。

 

分野③土木・建築

断熱性・耐久性を生かした用途
 バックアップ材
 目地材
 壁材
 天井材
 屋根材
 コンクリート養生シート
 コンクリート目地板

他の材料の膨張・収縮に対応できるため、バックアップ材・目地材として使われています。
軽いため、運搬もしやすいです。

 

ポリエチレンフォームが使われる分野・用途例まとめ

分野①弱電・精密

断熱性があるため、クーラー・エアコンの断熱パッキン材結露防止材などに使われている。
断熱材には防湿・耐水性能が必要で、断熱性と水を吸わない性質を持ったポリオレフィンフォームが適している。保湿性緩衝性があり製品の保護にも役立つ。

また、加工性耐久性があるため、時計ケースカメラケースなどにも使われている。
中身をなるべく固定したい場合に適し、使い捨ての緩衝材よりも物を収納して使う緩衝材に向いている。

 

分野②車両・船舶

断熱性・軽量性があるため、自動車・列車・船舶の内装材各種パッキン材に使われている。
車体を軽くすることができ、断熱性もあり車内の温度を保つことができる。
また、硬度があり耐荷重性・耐候性に優れ、屋内外さまざまな場所で使用可能
さらに、水を吸わず、大きな浮力を持っている。

 

分野③土木・建築

断熱性・耐久性があるため、バックアップ材目地材に使われている。
他の材料の膨張・収縮に対応でき、また、軽いため運搬もしやすい。

 

ご参考になりましたでしょうか?

他のスポンジにもご興味がありましたら、ぜひ当社の取扱素材ページをご覧ください。

ポリオレフィンフォーム以外にも、ポリウレタンフォーム、ゴムスポンジ、シリコンスポンジなど、多数の素材を取り扱っております。

また、ご不明点やご相談ございましたら、当社お問い合わせページよりご連絡ください。

タイトルとURLをコピーしました